老人たちのパレード

 

 

老人たちは群れを作って西を目指した

何にも取れない荒野の果てに光を見た

太陽が沈む場所へ

互いを気遣いながらゆっくり歩いていった

 

動けなくなった者 息絶えた者

その度彼らはしゃがみこみただ祈った

安らかな日々であった

足跡のように点々と骨を残していった

 

彼は未だのんびりと飯を喰らい

老人たちが街を出た意味も知らない

彼は未だ漫然と日々を喰らい

老人たちがただ祈った訳も知らない

 

老人たちは群れを作って西を目指した

何にも知らない彼を残して街を去った

太陽が沈む場所へ

足跡のように点々と骨を残していった