はじまりのうた

 

 

「そんなことないよ」って

君に言われたくて

ふらふら歩いた道だけど

褒めてほしかったから

 

「何にも変えられない」なんて

そんなこと言わないで

僕だけ気付いてないことが

あれこれありすぎた

 

すっかり冷めたコーヒーを

流しに捨てながら

 

わかりきっていた

答えかもしれない

もしそうじゃなければ

幸せなのにと思った

僕にできる最後のことさ

口笛吹いて歩くよ

このうたは君と僕の

はじまりのうたにするよ

 

夕暮れに昇る月を見て

またひとつ思い出してた

つれだって歩いたどこどこや

情けない僕のあのうた

 

剥がれていく景色に

二人で火を点けた

 

わかりきっていた

答えかもしれない

もしそうじゃなければ

幸せなのにと思った

僕にできる最後のことさ

口笛吹いて歩くよ

このうたは君と僕の

はじまりのうたにするよ